あなたの子育てが変わる、スマートスピーカーの話【Google Homeレビュー】
「OK Google」と言わない日はない、ホセ・リカルドです。
本日は今まで書こう書こうとして構えすぎて、紹介することのできていなかったスマートスピーカーについてお伝えしたいと思います。
単刀直入に、我が家の生活はスマートスピーカーなしでは語れません。
間違いなく子育ての質を劇的に上げると言っても過言ではありませんので、是非参考にしていただければと思います。
本文の前に、Google HomeとChromecastを使用したYouTubeの視聴について、以下のような記事を以前書いておりますので、ご参考までに。
<本日のコンテンツ>
スマートスピーカーとは?
Amazon EchoやGoogle Homeという製品名をCM等で見聞きされたことがあるでしょうか?他にLINE Clovaなどもありますが、簡単には、「Alexa」や「OK Google」の掛け声とともに、何か指示をすると応えてくれるものの総称がスマートスピーカーやAIスピーカーと言われるものです。
海外ではかなり普及しているようですが、日本ではまだそれほど一般的ではないようです。
上の記事によれば2019年2月の日本国内での普及率はわずか約6%となっており、機器自体の認知はされていても、実際に家庭で使用しているのはごくわずかな模様です。
我が家も当初は、機械に向かって「OK Google」なんて話しかけて、なんだか気恥ずかしいし、Googleで何かを調べるんだったら、ケータイで調べるから別になくてもいいものだと思っていました。
しかし2018年の年の瀬、ふと買い物に行った近所のコストコで、定価の半額(3,000円前後)ほどでGoogle Home miniという商品が売っており、年末年始の暇つぶしにと思って買ったことで、我が家の生活がガラッと変化しました。
はっきり言いましょう。
子育てで、少しでも手が足りないと感じていたら、絶対に買った方がいいです!!
我が家ではこの年、二人目が生まれ、何だかてんやわんやでした。今でもてんやわんやの部分もありますが、「OK Google」と一声かけるだけで、できることがたくさんあります。
以下に、我が家でよく使うコマンドを紹介しますので、Google Homeで何ができるのかの参考にしてみてください。
ちなみにGoogle Homeのセットアップは、これだけです。↓
- 対応する、その名も「Google Home」というアプリをケータイに入れて
- あとはスピーカーの電源をコンセントに差し込めば
- アプリの指示に従ってセットアップ完了
Google Home をセットアップ - Google ストア
我が家のよく使うコマンドはコレだ!
スピーカーに向かって「OK Google」、「Hey Google」、「ねぇグーグル」などと声をかけると、スピーカーが反応して点灯しますので、そのあとに以下に紹介するコマンドを続けて言ってみてください。
我が家にあるGoogle Home mini(最新機種はGoogle Nest miniだそうですが、機能に大きな違いはありません)でも、しっかり声を拾ってくれますので、大声で声をかけなくても大丈夫です。
「タイマー3分セットして」
料理をする時、たとえばパスタをゆでる時など時間をはかることがことがあると思いますが、Google Homeに向かって上のコマンドを言えば、声だけでタイマーがセットできます。もちろん「何分何秒」で細かくセット可能。
長めの時間をセットして、残り時間どれくらいだろうと思ったら、
「OK Google あと何分?」
と聞けば、秒単位まで教えてくれます。
ちなみに、
「OK Google(料理名)の作り方」
と聞いても教えてくれますが、あまりにもさらりと説明されるので、僕の思考は追いついていけません。
時間になったらアラームが鳴りますので、
「OK Google タイマー止めて」
と言ってアラームを止めましょう。
地味ですが、子どもが火や刃物のそばに来ないように気をつかう今の時期、一度使ったらこれ以外のタイマーが使えなくなります。笑
「音楽をかけて」
Google Homeのアプリで連携先をspotifyとYouTube Musicから選べますが、我が家はYouTube Musicにして、何か音楽がほしい時に流しています。
YouTubeの有料会員Youtube Premiumのメンバーならば、広告なしで細かく曲を指定して再生できるようですが、コントロールできないからこそ聴ける曲もあり、そこはお好みかと思います。
「OK Google ジャズをかけて」
のコマンドは、数少ない無料でもジャンルを選べるコマンドです。
いずれにしても我が家では食事の時にGoogle Homeで音楽をかけることで、子どもたちの注意がテレビに行かないようにしています。
まれに子どもたちが好きな曲、知っている曲が流れますが、その時は楽しんでます。
「東京FMをかけて」
平日の朝食時は音楽ではなくこのコマンドでラジオから情報を仕入れます。仕入れるといっても、ただラジオを楽しんでいるだけですが。。。
これはGoogle Homeがデフォルトでradikoのサービスと連携しているため実現できているコマンドです。我が家では東京FMですが、その他のラジオ局もradikoで提供されていれば再生可能です。
ちなみに我が家が聞くラジオ番組は、前番組の「中西哲夫のクロノス」から引き続きONE MORNING。とりわけONE MORNING FRIDAYを専ら聞いています。
ONE MORNING - TOKYO FM/JFN - 鈴村健一、ハードキャッスル エリザベス、山崎樹範
「ニュースをかけて」
純粋にニュースを聞きたいときはこのコマンドでNHKラジオニュースや朝日新聞アルキキ、Voicy公式ITビジネスニュースなどのネット上で配信されているニュースの音声を聞くことができます。
ニュースの提供元はGoogle Homeのアプリから選べます。
各ソース3~5分程度のニュースなので何かをしながら情報を得るには最適です。
「YouTubeで(動画名)を再生して」
たとえばご飯を作っていて手が離せないのに、子どもがYouTubeを見たい!とせがんでくる。そんなシチュエーションになったことはありませんか?
そんな時ケータイを一回手に取って、動画を選んで、というプロセスをすっ飛ばして、テレビにどーんと子どもが見たいYouTubeが再生されたら、どんなにか楽か。
それを実現するのがこのコマンドです。
これを実現するにはこの記事の冒頭でも触れましたChromecastをテレビにセットする必要がありますが、その魅力たるや絶大で、おかげで何度子どもの気を紛らわせることができたかわかりません。
もちろんYouTube中毒のように子どもがなってしまうことはよくありません。
その点、ケータイやタブレットの場合、ついつい端末を子どもの手に渡してしまい、操作をゆだねてしまうかと思いますが、このGoogle Home+Chromcastで操作する場合、何を見ているのか常に親が確認できることは大きな利点であると考えます。
我が家では子どもが夢中になりすぎても、
「OK Google 一時停止」
で、一旦止めて、やるべきことができたら
「OK Google 再生」
で続きを見るというシーンがほぼ毎日のようにあります。
究極的には声で操作なので、妙なコマンドを試そうとしたら、大人の声で割って入り遮るということもたまにあります。
いずれにしても、子どもが完全に自由に見たいように見れるわけではないという状態にしておくことは一定の効果があるものと考えます。
「テレビをつけて/消して」
ひとつ前のコマンドではChromecastとGoogle HomeでYouTubeを再生することを紹介しましたが、実はこの連携によって、簡単なテレビの操作ができるようになります。
これはChromcastがテレビのHDMIに挿入されているためにできる、いわゆるHDMI機器制御やHDMI連動設定という機能になります。
これにより少なくとも以下のコマンドは有効になります。
録画したものを再生している際に、
「OK Google 一時停止/再生/停止 」
これ以外の細かいテレビの操作、たとえばチャンネルの切り替え、入力の切り替え、番組表の確認などは、いわゆるスマートリモコンというものが必要になります。
我が家ではNature Remoというスマートリモコンを使用していますが、これこそまさにスマートスピーカーの真価を引き出すアイテムです。
赤外線リモコンで動く家電、たとえばエアコン、シーリングライトなどを、すべてスマートスピーカーで動かせるようになるのが、スマートリモコンのすごい所ですが、Nature Remoはその中でも、かゆいところにしっかり手が届き、あらゆるものをスマートホームの一部にしてしまいます。
赤外線リモコンで操作するものであれば、できない操作は恐らくないでしょう。
さらにルール設定で夜寝るころに電気を自動で消してくれたり、室温に応じて自動的にエアコンをオンにしたりできます。
さらには、なんと家の外からも家電をコントロールできる優れもの。
Nature Remoについては次回改めてお伝えしたいと思いますのでお楽しみに!
以下後日Nature Remoについて追加した記事になりますので、是非ご覧ください!
↓
その他よくつかうコマンド
以下のようなコマンドを我が家では使っています。
「OK Google 明日の天気は?」
若干天気予報の精度は低めですが、それでもいつでもざっくり天気を確認できるのは便利です。
「OK Google (動物の名前)の鳴き声は?」
子どもがよくGoogle先生に聞いています。
本物の動物の鳴き声が聞けるので楽しいようです。
お化けや恐竜、乗り物の音なども応用で聞くことができます。
「OK Google 暖炉の音を再生して」
いわゆる環境音という無制限の音を再生してくれます。
水の流れる音、田舎の夜の音、森の音、雨音などが用意されています。
リラックスしたり、作業に集中したときに使えます。
Google Home でリラックスする - Google Nest ヘルプ
「OK Google 1+1は?」
Google Homeは計算もしてくれます。
ケータイの電卓を出すのも面倒な時はこれで済ませてしまいましょう。
「OK Google アナ雪の物語を聞かせて/アナ雪の絵本を読んで」
最後はかなり特別なコマンドとなりますが、絵本を丸々一冊音声で読み上げてくれます。しかも英語の音声オリジナルのままですので、クオリティが高い高い。
2020年4月末時点で、ついに「ラプンツェル」の絵本も読み聞かせをしてくれるようになりました。
\OK Google, ミッキーと遊ぼう/
— Google Japan (@googlejapan) 2020年4月24日
と #GoogleNest に話しかけてみてください。#ミッキー とのお話や、日替わりクイズを楽しむこともできるようになりましたよ💫詳しくは⇒ https://t.co/QZMEJ96mXi#おうち時間 #おうちディズニー pic.twitter.com/ylLa5ZfTxz
コマンドは
「OK Google ミッキーと遊ぼう」
からクイズや絵本の読み聞かせに入ってもいいですし、ダイレクトに
「OK Google ディズニーの絵本を読んで」
と言うと、「ラプンツェル」「アナ雪Ⅰ」「アナ雪Ⅱ」が選べます。
最後に
以上、いくつか我が家で使うコマンドを紹介しましたが、最後にその他のOK Googleでできることは以下のGoogleアシスタントのページで検索できます。
https://assistant.google.com/explore
どんどん追加されているようですので、適宜チェックしてみてください。
いかがでしたでしょうか。
スマートスピーカーの機能は日々どんどんアップグレードしていて、できることがどんどん増えています。また聞き取りの精度も向上しています。
皆さんの子育てライフをスマートスピーカーでグッと良くしてみませんか?
Google Homeについてはまだまだお伝えしたい機能がありますので、今後も紹介していきたいと思います。
皆さんの生活がちょっとスマートになれば幸いです。