声だけで家電を操作!手ぶらで子育て【スマートリモコンNature Remoのススメ】
子どもの世話をしながらのテレビや電気の操作から解放される生活を送ってみませんか?ホセ・リカルドです。
前回Google Homeの紹介をさせていただきましたが、Google HomeとChromecastだけではできることがまだ限定的です。お子さんのオムツを替えながら、テレビのチャンネルを替えたり、電気を暗くしたり、エアコンの設定温度が換えられたら便利じゃないですか?
今日はスマートスピーカーの真の力を引き出すアイテム、スマートリモコンNature Remoをご紹介したいと思います!
前回の記事はGoogle Home+Chromecastでできる最もベーシックな機能を紹介しました。
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<本日のコンテンツ>
スマートリモコンとは?
Google HomeやAmazon EchoのCMでよく、家の家電を声だけで操作しているシーンがあります。
また最近ではPanasonicさんがほぼすべてのエアコンの最新モデルに無線LANが内蔵されていて、スマートホーム感を売りにしています。
いずれもIoT家電と呼ばれるものがスマホやスマートスピーカーと連携することで、スマートホームともいうべき環境を構築できるものです。
我が家にも細々と以下のような電球やコンセントを導入しています。
これらは個々の製品で家庭のネットに接続することで、外出先からコントロールしたり、スケジュール設定で決まった時間にON/OFFができたりします。
いわゆるIoT家電といわれるものの多くはGoogle HomeやAmazon Echoに対応しているため、音声からコントロールすることができます。
先ほど紹介しました通り、テレビやエアコン、空気清浄機、掃除機、洗濯機、冷蔵庫など、家でよく使われる家電のトレンドはIoTとなっており、買ってきたその日からスマートにコントロールできます、謳っています。
けれど、実際、その機能をつけるためだけに家電買い換えますか?
恐らく答えはNOではないでしょうか?
電球やコンセント程度ならば、高くても2,000~3,000円程度で買えますが、エアコンやテレビなど大型の家電はすでに設置していれば、5~20万円の費用がかかっており、おいそれと換えられるものではありません。スマートホームなんてお金持ちの道楽で、一般庶民には縁遠いものだとお感じになるかもしれません。
しかし、もしもすでにお使いの家電が、いわゆる赤外線リモコン付属のものであれば、実はスマートスピーカーで声だけで操作できるようになる、と聞くとどうでしょうか?
そうなんです。スマートリモコンとは簡単に言うと、既存の家電の赤外線リモコンの信号を読み取り、オリジナルのリモコンに代わって一括で家電を操作してくれるIoT機器のことなんです。
え?リモコンからの信号を読み取る?などと言うと難しく聞こえるかもしれませんが、信号の読み取りはいたって簡単。ただスマートリモコンに向かって、普段家電を操作するようにリモコンを操作すればいいだけです。
「OK Google 電気を消して」
とか
「OK Google テレビのチャンネルを1にして」
「OK Google エアコンを22度にして」
などのコマンドを実行できるようになってしまいます。
先日の記事で、なんとなく思い付きでGoogle Homeを購入してしまったことを紹介しましたが、実は我が家はGoogle Home購入の2日後にはすでにスマートリモコンを入手しており、いかにその機能を期待したかが伺い知れます。
実際に導入してみると、「OK Google」の掛け声が、家庭の中でバンバン飛ぶようになり、明らかに生活が変わりました。
我が家がNature Remoを導入したワケ
スマートリモコンというと、あまり馴染みがない方が多いかと思いますが、いくつかのメーカーが製品を販売しています。
【2020年最新版】スマートリモコンのおすすめ人気ランキング5選【家電を一括操作!】 | mybest
その中で我が家はNature Remoを選びました。
その理由は以下の3点です:
Nature Remoは赤外線が広範囲に飛ぶ
主な使用用途はリビングにある家電の操作でしたので、スマートリモコンの置く角度や形状で、うまく赤外線が飛ばない、反応しないということは快適性の面から避けたいなと思いました。
Nature Remoは各種サイトのレビューで赤外線がよく飛ぶとの評価を得ていたので、この点が安心できました。
Nature Remoはとにかく何でもできる(拡張性が高い)
我が家での使用の方法はGoogle Homeによる音声操作を想定していましたので、各スマートリモコンが用意するスマホアプリからの操作は考えていませんでした。
そうすると何がおこるのかと言うと、音声操作でデフォルトでできることと、できないことが生じてきます。例えば、
「テレビを地デジにして」
「NHKが見たい」「4チャンネルが見たい」
これらはがんばってGoogle先生に言っても、テレビのメーカーごとにリモコンも違うことからデフォルトでは対応できません。
IFTTT連携
しかし!Nature RemoにはIFTTT(イフト)連携という技が標準で使用可能です。
IFTTTについては話をしだすと長くなりそうなので別の機会にしますが、簡単に言うと、IFTTTを使用すると、スマートスピーカーに「~」と言ったら、Nature Remoで「~」という操作をする、という設定ができてしまいます。
IFTTTの使い方はコチラ↓
以下は、実際に我が家で設定しているIFTTTの管理画面の一部です。
このように、IF This Then Thatとプログラミングの知識がなくてもできてしまうのは本当に便利です。実際にIFTTTに触れていただければわかりますが、我が家の例のように、まじめにやりたいことをコマンドとして指示をださなくても大丈夫です。例えば、
「OK Google なんだか暑いなぁ」
でエアコンをつけることも可能です。
大切なのは、とっさに指示を出すときに、コマンドが普段自分が口に出しやすい言葉から成り立っているかどうかです。例えば、
などと設定してしまうと、普段『日本テレビ』という単語が口をついて出てこないため、とっさの指示がうまく通りません。しかしご安心ください。IFTTTの素晴らしいところは、オプションとして別の言い回しを2つ設定することができます。
このように便利なIFTTTがガンガン使えるNature Remoは非常に魅力的です。
これさえあれば音声操作でできないことはほぼなくなります。
オートメーション機能
例えば朝起きたときに、自動でエアコンがついていて快適な温度になっていたら便利です。確かにオリジナルのリモコンで予約入/切ができるものもありますが、それが毎週特定の曜日だけという場合は、毎回毎回設定する必要があり、あまり便利だとは言えません。
しかしNature Remoには「オートメーション」という機能がついており、何曜日の何時に冷房or暖房を~度でON/OFFするという設定ができてしまいます。
この機能はトリガー(動作の引き金)となる動作を5つから選べます。
上記の曜日・時間指定の他に、
家に近づいたら/家から離れたら、電気をON/OFFする。
室温が~度になったら、エアコンを冷房/暖房にする。
という設定をすることもできます。
*我が家ではNature Remo miniを使用しているため、スマートリモコンに付属しているセンサーは温度のみです。Nature Remoであれば人感センサーや湿度センサーなども搭載されています。
我が家で意外に重宝しているのは、夜のある時間になったら強制的にエアコンを停止する設定にし、夜更かしを防ぐ警告代わりに使用しています。Nature Remoが切ってくれたエアコンを再度つけてまで夜更かしをしたいというモチベーションはないため、この機能は相当重宝しています。
こういったスケジュールや、環境条件に応じて家電を自動で制御してくれると、スマートホーム感が出てきて、ついつい設定にはまってしまいます。
そんな楽しみがあるのもNature Remoの強みのひとつです。
Nature Remoはとにかく見た目がよい
上記のようにかなり色々なことが実現できてしまうNature Remoですが、見た目もシンプルでどんなご家庭でも馴染むこと間違いなしのデザインです。
サイズが小さく、電源はUSBからの給電となるため、あえて家の中で目立ちがちなところにワンポイントとして置くこともできます。
他社の製品はキューブや円柱状のものであり、置く場所は考えなければいけませんが、Nature Remoは小さくどこでも置けてしまうと思います。
どうしてもこの手のガジェットは男性が気になって手を出してしまうものですが、それが女性の目線から見たときに、家の雰囲気に馴染まないと判断されてしまえば、恐らく容赦なく家の隅に追いやられ、赤外線が届かない問題が起こるのではないかと推察します。
Nature Remoであれば男性も女性も文句なしで、相手に気兼ねすることなく設置することができると考えます。
まとめ
このようにスマートスピーカーでできることの幅をかなり広げてくれるスマートリモコン。その中でNature Remoを我が家が選んだ理由についてお伝えいたしました。
冒頭でも申し上げましたが、子育てをしていると、猫の手も借りたくなることが多々あります。それなのに家電を操作するたびにリモコンを探しにいくのは色々と手間です。
しかしNature Remoを使用すれば、少なくともふたり兄弟の場合、親は下の子の世話をしつつ、声でテレビを操作してYouTubeなどを上の子に視聴してもらえば、ぐっと子育てライフに変化が生じるものと確信します。
我が家では使用していませんが、数日間家を空ける際に、空き巣対策として毎日決まった時間に部屋を明るくするという使い方もあります。また人感センサーで防犯用カメラを起動させるなど、アイデア次第でまだまだできることがあるだろうなと期待しています。
いかがでしたでしょうか?
今回紹介しましたNature Remoで皆さんの生活がスマートに変化すれば幸いです。