【ロボット掃除機】使用するまで知らなかった勘違い5つ
やたらと掃除がしたくなる時がある。ホセ・リカルドです。
今月からブログを約1年半ぶりに再開したわけですが、今回ご紹介するロボット掃除機についても、書こう書こうと思ってなかなか書けずにいました。
我が家で導入したのは2018年の10月でした。今回はこの1年半で分かったロボット掃除機との付き合い方について紹介したいと思います。
<本日のコンテンツ>
- 勘違い1:ロボット掃除機があるから部屋がキレイになるわけではない
- 勘違い2:段差には意外と強い
- 勘違い3:ロボット掃除機があるから時短になるわけではない
- 勘違い4:ロボットと言ってもそれほど賢いわけではない
- 勘違い5:家が完璧にキレイになることなんて子育て中にはありえない
- まとめ
勘違い1:ロボット掃除機があるから部屋がキレイになるわけではない
いきなり何を言い出すのかという項目ですが、実はロボット掃除機とお付き合いするにあたり、とても大切なポイントです。
何が言いたいのかというと、基本的に、ロボット掃除機という奴らは平面を掃除するものです。つまり、何か障害物があったらそれを避けて掃除するわけです。つまりつまり、部屋が片付いてなかったら奴らは身動きがとれない=掃除ができないのです。
考えれば当たり前のことですが、このことを頭と体で理解していないと、ロボット掃除機があるから掃除は楽々!、と勘違いします。
違います!ルンバを動かす前に、奴らが動きやすいように片付ける、もしくは、
最初からものを置かない家づくりが必要です。
とんちの世界のようですが、ロボット掃除機を所有した時点で、あなたの部屋は恐らく常に8割がたは片付いていることでしょう。
ちょっと丈の長いカーテンや、ちょっとシーツが乱れたままたたんだ敷布団。
これらは大いにルンバに食べられる可能性がありますので、ちゃんと上にあげるなり、引っ張られないようにしまってあげる必要があります。
そうすれば、残りの、床に落ちている埃やゴミを、ロボット掃除機は健気に掃除してくれます。人間だったらそこまで丁寧にやらないよ、というぐらい、それはそれは健気です笑
勘違い2:段差には意外と強い
購入する前心配していたのは、ロボット掃除機が段差にはまって動けなくなるのではないかということでした。何しろ我が家は子どもが走り回ってしまうため、その際バタバタという音が近所迷惑にならないよう、リビングと寝室、廊下にジョイントマットを敷いています。そのほかのキッチンや洗面所、脱衣所に移動した際、ロボット掃除機がマットにひっかかって止まってしまうのではないかと心配でした。
しかし心配はご無用!以下の写真をご覧ください。
我が家のルンバを持ち上げたところですが、底面にこれだけ大きい車輪をもっています。しかもこれだけ持ち上がる余裕がありますので、ジョイントマット程度の段差は全く意に介する様子はありません。
同じく、以下の動画をご覧ください。
廊下に敷いたマットなど気にせず、床部分とマットをちゃんと掃除してくれます。
我が家ではルンバを使用していますが、ルンバにはバンパーがついていて、これに当たれば方向転換したりします。このバンパーに当たらなれば、ルンバはガンガン乗り上げていきます。たまに調子に乗って乗り上げすぎて、先ほど写真でご覧いただいた車輪部分が浮き上がり、空転のため停止することがあります。
いずれにせよ、ちょっとした段差であれば何も心配はいりません。
勘違い3:ロボット掃除機があるから時短になるわけではない
我が家ではロボット掃除機が家に来たら、掃除機をかける手間がなくなって家事がはかどるわ、ということを期待していました。
しかしそういったことは我が家では全くありません。正確にお伝えすると、
ロボット掃除機が掃除している間はその部屋から退避した方がよい
つまり、ルンバが動いている間は何か別の家事がはかどるわけではありません。
同じ部屋にいれば奴らは容赦なく我々の足にガツガツぶつかってきます。
動作音もそれなりにします。
そうして、奴らは一度掃除を開始すると、30分近くは間違いなく掃除をしています。自分が掃除機をかけたら5分ぐらいで済むところでも、30分はみっちり掃除してくれます。
ルンバにはAeroForceという、とにかく床をよくキレイにしてくれる特許システムがあり、これによりこんなに埃あったの?というぐらいゴミをとってくれます。
けれど掃除が終わるには30分から1時間はかかるようです。
ここで「かかるようです」という言い方をしたのは、実は我が家ではルンバが掃除をしているのを見届けたことがほとんどありません。はじめの頃は面白がってみることもありましたが、小一時間も付き合ってられないというのが正直なところ。
ですので、実際には、ルンバをかける時はどこかに外出することが多いです。外出している間に勝手に掃除をしてくれて、帰ってきたときには床がキレイになっています。
そのキレイさはさすがの一言です!
勘違い4:ロボットと言ってもそれほど賢いわけではない
先ほど動画をご覧いただいたかと思いますが、確かにAIを搭載して、賢く掃除をしてくれていますが、あまり過度な期待をしない方がよいです。
勘違い1で書いたように、ロボット掃除機を使用するためには、家の物理的環境を整える必要があります。
我が家で当初よくあったのが、以下のようなコースアウトです:
- 長めの少し床に垂れ下がってしまっているカーテンに絡まり停止
- ちょっと高めの段差(布団など)に挑戦して、そのまま浮き上がり停止
- ドアに当たってその拍子にドアが閉まり、閉じ込められて停止
- 玄関から落ちて停止
本来は以下の写真のように、掃除が終わったら自動で充電スタンドに帰還してきます。
動きとしてはこんな感じです。
しかし、このコンセントにつないでいる充電スタンドがルンバにおされてすべってしまうことがあり、以下のように絶対帰還不能な状態に陥り、充電切れで力尽きていることもあります。
しかしそれもはじめは何だよと思っていましたが、それがだんだんバカバカしくて、逆に愛着がわいてくるから不思議です。
どうしたらルンバは無事に任務を全うし、充電スタンドに帰れるかを考えて掃除をスタートしています。つまり、
スケジュール機能など一度も使ったことはありません
1年半使用していますが、正直そこまでスマートさは必要ないかもしれません。
よくロボット掃除機がスマートさをアピールするときに、いかにAIを使っていて、動作をトレースできるとか、wifi接続で外出先からも操作できるとか、スマートスピーカーとの連携などを謳っていますが、上記の通り、我が家では愛すべきルンバが無事生還できるように環境を整えて手動でスイッチオンです。
これで全く不満はなく、その方が子どもたちもルンバ、ルンバと愛着を持って接しているように思います。
勘違い5:家が完璧にキレイになることなんて子育て中にはありえない
掃除機をかければ家がキレイになる。そんなのは当たり前のことかもしれませんが、子どもが小さいと、その掃除後の自己満足は一瞬で崩壊します。
掃除をしたそばからゴミがなんか落ちています。
子どもがちぎって遊んだ紙や、そこらに張ったシールや、外で遊んだ時の砂など、なんか気が付くと、なんとなく汚れている。
恐らくそれがなくなる時には子どもたちは大きくなっていて、掃除の頻度もそれほどなくてもいいのかもしれません。
そう考えると、自分が手を動かして掃除機をかけるより、外出するときにロボット掃除機に任せてしまった方が、イライラもなくて健全です。
たまに玄関から落っこちて停止しているロボット掃除機も、いっしょに子育てしてくれる我が家の”ロボット”と認識できる気がします。もちろんドラえもんのような万能ロボットならどんなにか素晴らしいか。
まとめ
以上、我が家の勘違いを改めて見てみると、やっぱりロボット掃除機は非常に便利なものであると思います。
少なくとも子育てが進行中の我が家にとって、心身ともに良いバランスで暮らすためにはなくてはならないものになっています。
すでにお気づきであると思いますが、我が家にはルンバの他にハンディタイプの掃除機を1台常備しています。そうは言っても急ぎでキレイにしなくてはならない時には、ハンディタイプでささっと掃除をして、時間がかかっても、子どもに汚されるかもしれないけれど部屋をキレイにしておきたいときはロボット掃除機に任せています。
最近はロボット掃除機も値段がずいぶん落ちてきました。
賢く使って皆さんの子育てライフがより充実したものとなれば幸いです。