見せてもらおうか、食洗器の性能とやらを【パナソニックNP-TA3使用2か月レビュー】
約1年半ぶりとなります。ホセ・リカルドです。
下の子が生まれたのを機に始めたこのブログですが、
放置している間にもうあと数か月で2歳になってしまいます。
色々ネタが溜まってきたのでいい加減更新しようと思い立ちました。
突然ですが皆さん家事時短の神器のひとつ食洗器を使っていますか?
我が家もさんざん悩みましたが、すでに導入して2か月。
結論「もう手放せない」ですが、どこがいいのか紹介したいと思います。
<今回のコンテンツ>
圧倒的洗浄力
あまり他のサイト等で紹介されていませんが、我が家で使用して何に一番驚いているかというと、洗いあがりのお皿のキレイさです。
キレイさのレベルが、到底人間の手洗いでは到達できない域に達しています。
例えばこのような食後のお皿(煮込み系、油汚れ必至の食事)を、予備洗いなしで投入しても...↓
しかも、こんな感じで適当にガチャガチャ投入...↓
本当に何にも予備洗いをしていないのでこんなにギトギト...↓
しかも茶碗類を結構ぎゅうぎゅうに並べてみても...↓
こんな感じでキレイになってしまいます!↓
ギトギトのお皿がピカピカ
ぎゅう詰めだった茶碗類も問題なく洗いあがります。
ご飯粒なーーーーーし!
食器洗い乾燥機ですから、お皿がキレイにならなくてはいけないわけです。
その期待にしっかり応えてくれるパナソニックの食洗器。
かつて業務用の食洗器を回しまくっていた私ですが、予備洗いなしでは到底キレイになりませんでした。
また妻の実家はかつてビルトイン式の食洗器を導入していたそうですが、やっぱりそれも予備洗いが大前提のマシーンであったようです。
しかし今の時代は素晴らしいことに、そういう煩雑な思いをすることなく、キュキュット仕上がってしまいます。
小さい子どもがいる我が家にとって、食器洗いの洗い残しは、大したことないと思いながらやっぱり少し気になっていました。油のベトベト感や、匂いが気になることもありましたが、今はまったくそういうことを気にしなくなりました。
食洗器は、それ専用の洗剤を使って高温で洗浄するため、人間の手洗いでは到底到達できない程にキレイに洗いあがります。
グラスがわかりやすく、茶渋が落ちたり、ビールの泡立ちが良くなります。
我が家はマツキヨのオリジナル洗剤。
以下のサイトで評価が高かったため、入手しやすさとあわせてこれを定番で使っています。タブレットタイプも使ってみましたが、マツキヨの洗剤はコストパフォーマンスが高く、確かに洗いで失敗する=洗い残しがあるということはまずありません。
あえて難しい洗浄に挑んだ結果は以下の記事にまとめていますので、是非参考にしてください!
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当然の時短効果
これをもちろん狙って皆さんは食洗器を購入されることかと思います。
先ほど我が家で適当にお皿を投入してる写真をご覧いただきましたが、最初は慣れないので、もう少し丁寧に、余裕をもって入れていました。
それが2か月もたつと以下のようになります。
↓
”四の五の言わず、入れたもん勝ち”
それでもしっかりキレイになっているから手放せません。
食事をしたらとにかく食洗器の中に皿を置いて、洗剤を入れて、回すだけ。
仕様では80分前後で洗浄から乾燥までできます、とありますが、実際にそこが長いとか短いとか感じたことはありません。回し始めたらあとは放置。気が付いたら終わっているというルーティンです。
大切なのは洗浄機を回し始めたあとにできたフリーの時間です。
それまではお皿を洗っていた時間を、子どもと遊んだり、話をする機会にできます。
食後から寝るまでの間に、少なくとも20分ぐらいはお皿じゃなくて子どもと向き合えるようになったのはとても有意義に感じています。
子どもの寝る時間も極端に遅くなることはなくなったように思います。
2020年は3月からステイホームの時間がぐっと増えました。子どもといっしょにいながら、一方で家で仕事をしなくてはならず、子どもたちは逆につまらないなとか、さみしいなという気持ちを持っているかもしれません。
幸い我が家は食洗器を導入した直後のことだったので、食器洗いに使っていた時間にちゃんと子どもと向き合う時間ができました。もしも導入していなかったら、仕事中に子どもと向き合うことでイライラ、家事もその延長でイライラということがあったかもしれません。もともとそこまで意図していたことではありませんが、我が家にとって食洗器の導入は結果的にはとてもいい効果があったなと実感しています。
メンテナンスも楽々、しかも良い誤算が。。。
先ほど妻の実家にビルトインの食洗器があったことを書きましたが、食洗器購入前、妻からは意外と残渣が多く出て掃除面倒くさいと思うよと言われていました。
実際に動かしてみると、残渣があったとしてもほとんど排水とともに流しに流れていきます。
食洗器内部にもフィルターがありますが、普段は下の写真のように、ぱかっと外れるこの部分に引っかかったごみ(ごく少量)をキレイにすればいいだけです。
我が家では普段は下の写真のように、食洗器を回し始めたら排水ホースを流しにセットし、出てきた残渣をキャッチしています。↓
出てくる残渣はごく少量。
ご覧のようにメンテナンスはいたって簡単なのですが、実はこのようにしていることで意外な効果が我が家の台所に起こっています。
なんと排水に含まれる高温の食洗器専用洗剤によって、流しのぬめりや匂いが抑制されるようになりました。
まったく期待をしていなかった効果ですが、明らかに食洗器導入の前後で、台所そのもののキレイさに違いが出ています。
さすが素手で触れないほど強力な粉末洗剤。。。
水道・電気代についてはまだ未知数
食洗器導入にあたり少し気になるのは水道と電気代。
時短になっても結局電気代がかかるなら導入の意味はあまりないかもしれません。
パナソニックの公式HPでは電気代を含めても水道代が手洗いより低くなるので、トータルで安くなることを謳っています。
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しかし、だからといって電気代が結局上がりすぎるのは、なんとなく残念な気持ちになるのも人の心理です。
確かに色々なサイトでは、家電のプロの人たちが食洗器の電気代のことを論じていますが、それでも自分の家の使い方だと電気代高くついているんじゃないかと疑ってしまいます。
そこで大変お恥ずかしい限りですが、実際の我が家の電気の使用状況をご覧いただきたいと思います。
我が家では電気を東京ガスさんと契約しており、以下の画像はmyTOKYOGASという、契約者の電気・ガスの使用量を確認するページから加工なしでひっぱってきたものです。
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ご覧いただいた通り、導入初月の2月(請求は4月)はほぼ前年と変わらない電気使用量・電気代です。
食洗器導入後はほぼ朝、晩の1日2回、休日などは昼も含め3回使用しています。
特段乾燥時間等設定を変更することもなく、完全にデフォルトの設定のまま使用しています。
もちろん我が家で何か特別に省エネしようという意識もなく、いつも通り電気を使っていた結果ですが、これならば安心して導入できるレベルなのではないでしょうか。
ただ、この請求額は、正確には食洗器導入からわずか2週間ちょっとまでの期間なので、より長い期間を使用してみないと、季節変動も含めて正確な結果は見えてこないと思われます。また水道についても、前年と比べ上下水道で200円ほど少ない請求がありましたが、これも対象となる使用期間が短く、電気と同様に2か月レビューではまだまだどれだけエコなのかは見えてきませんでした。
ただやはり我が家の印象としては、たとえ光熱費が増えたとしても、月に数千円が関の山ですのでその分子どもと過ごせれば十分もとは取れていると感じています。
注意点もある
いいこと尽くしの食洗器の導入ですが、もちろん気を付けなくてはならないこともいくつかあります。
- 食洗器を導入しても手洗いをしなくてはいけないシーンは常にある
→その結果、食洗器に入りきらないもの、食洗器非対応なもの、手洗いをした方が早くて楽なものを置くためのスペースは必要となります。(上図参照)
- 乾燥しきれないケースもある
→特にコップ類は入れる角度によって、裏側にくぼみがあると水が溜まり乾きません。
→乾いていないコップを出そうとして、下のお皿が若干濡れるというシーンはよくある日常茶飯事です。
- 洗剤を入れるタイミングはできれば早めに
→先に書いたように、”入れたもの勝ち”と悟りだすと、結構無理に入れることにチャレンジしてしまいがち。そのために洗剤を入れる隙間を失い、洗剤を入れるのに苦戦することが多々あります。
それでも、食洗器を導入することでもたらされるメリットは大きく、特に子育てをしていらっしゃるご家庭では、一度導入するとやめられない魔力があります笑
洗濯物を手で洗わなくなったように、お皿も機械に任せて、お子さんとの楽しい時間を確保してみてはいかがでしょうか。
我が家が他の機種ではなくNP-TA3を選んだ理由については、こちらにまとめていますので、是非ごらんください!
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