ホセ・リカルドの子育てライフハック

お父ちゃんの視点で子育てのあれやこれやについて

【食洗器レビュー】我が家がパナソニックNP-TA3を選んだわけ

ブログを再開し少し楽しくなってきた、ホセ・リカルドです。

今回は先日紹介した食洗器について、どうしてPanasonicのNP-TA3を選んだのか、そうして実際に使ってみてその選択は正解だったのか、お伝えしたいと思います。

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そもそも食洗器ってそんなにいいものなの?という方は、ぜひ前回の記事をご覧ください!お皿を洗うだけじゃなく、意外な効果があったこともお伝えしています。

jr-lifehack.hatenablog.jp

 

<本日のコンテンツ>

 

まずは食洗器の種類とメーカーについて

すでにこの記事をご覧になっている方はご存知かもしれませんが、いわゆる自宅用の食洗器には大きく分けてビルトイン式と後付けの2種類があります。

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憧れのビルトイン式
出典: https://www.photo-ac.com/

我が家は賃貸住宅のため、ビルトイン式は導入不可能ということで、後付けタイプのみが選択肢となりました。そうしてこの後付けタイプの食洗器ですが、メーカーはほぼPanasonic一択です。かつては他のメーカーでも製造していたそうですが、現在は以下のkakaku.comの状況の通り。


【価格.com】食器洗い機 | 通販・価格比較・製品情報

 

Panasonicのラインナップは大きく4タイプです。

我が家は4人家族なので2~3人暮し向けのプチ食洗は対象外となりました。

panasonic.jp

 

ナノイーXは必要か?

まず最初に悩んだのはナノイーXのことでした。

我が家にはナノイー使用の様々な製品があり、かなり重宝しています。

代表的なのはナノイーXではありませんが、衣類乾燥除湿機です。

詳しくは以前の記事をご覧ください。

jr-lifehack.hatenablog.jp

jr-lifehack.hatenablog.jp

 

ナノイー回しとけば嫌な匂いを抑えて、除菌もしてくれるんでしょ?という妙な信頼感を持っているわけですが、お皿を洗うマシーンにそれは必要なのか?

ナノイーXは最上位のNP-TZシリーズのみに搭載されているため、それが必要ならば8万円ぐらいの出費を覚悟せねばなりません。

ちなみにその効果は以下のPanasonicのページにてご確認ください。

「ナノイー X」|洗う前も、洗った後も、清潔な庫内で食器を保管[TZ特長] | 商品一覧 | 食器洗い乾燥機/食器洗い機 | Panasonic

 

ここで想定される我が家の生活パターンを確認。

朝食事をしたら、仕事や保育園等に全員外出。恐らくこのタイミングで1回回す。

帰ってきて昼の弁当箱と夕食の皿を入れて、子どもたちが寝るころに2回目を回す。

ふむ。どうも1日分を溜めて洗うことはなさそうだぞ。

ということで、ナノイーX搭載のNP-TZシリーズは我が家にとってマストではなくなりました。

 

実際に使ってみて→我が家には不要

予想通り、お皿を溜めて洗うということは我が家の生活パターンでは発生しませんでした。食後に食べ終わったお皿をすぐ食洗器にセットして、洗浄スタートであとは放置、のパターンです。

洗いあがったあとも、さすが強力洗剤で高温洗浄のためか、ナノイーXなしでも、匂いが気になったことはありません。乾燥後に起動する「ドライキープ」という機能も、匂いの抑制に一役買っているのかもしれません。

ドライキープは乾燥後2時間稼働する機能ですが、我が家では途中で扉を開けて、自然乾燥をさせるのがパターンになっています。よくレビューで、乾燥がいまいちというコメントを見ますが、アナログな自然乾燥と合わせれば、ほとんど気になりません。

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結構つめつめですが洗い残しやイヤなにおいは感じません

使用して2か月ですが、庫内に残さ物も残らず、匂いが気になったことは一度もありません。

また除菌に関しても、かなり高温で洗浄しているので、すでにその時点で十分除菌できているものと感じています。これはお皿の洗いあがりが、尋常ではなくキュキュットしているための、妙な安心感なのかもしれませんが、間違いなく手洗いより安心感があります。

したがって、結論として、我が家の食洗器にはナノイーXなくても大丈夫だった、となりました。

 

低温ソフトと高温除菌は必要か

次に考えたの水温にまつわるポイントです。

低温ソフトというのは熱で変形しやすいようなプラスチック素材でも洗えるモードのことです。我が家でいうと、タッパーがもしかしたら影響があるかもしれません。

 

…ん?タッパーだけか?

 

じゃ、要らないか!

我が家では子どもたちがプラ製のコップやお皿を使っていますが、実はこれらはIKEA製で、さすが食洗器が普及しているため、どれも食洗器対応の製品でした。

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ガンガン洗えるプラはありがたい!

続いて高温除菌。
食洗器を使う効果として、子どもの食器を安全に使いたいという思いもあるため、除菌ができるなら必要だよなぁと。

けれど、通常食洗器は高温で洗浄するのだから、洗ってる最中にすでにかなり除菌されるはずでは?そもそもこの機能ってどういう働きをするのだろう、と考えました。

仕様によれば以下のようにありました。

洗い上がりや乾燥効果を高めたいときに。
すすぎの最後を加熱すすぎ(約80 ℃)にします。
運転時間が8~18分長くなります。

https://panasonic.jp/dish/products/tz_th_ta/wash.html

ということは、通常使わなくてもいい追加機能ということです。

除菌効果がよっぽど気になるなら使ってみようという機能ならば、なくてもいいか!

 

これで、ミドルクラスのNP-THシリーズを選ばなくてはいけない理由がなくなりました。いや、かなり心はNP-THにもっていかれていましたが、どうもこれは行動経済学などで指摘される『極端の回避性』で真ん中の価格帯を売りたい戦略であったのかもしれません。ふぅ~、なんとか見抜いたぜ!

swingroot.com

 

実際に使ってみて→我が家には不要

やはり我が家にはタッパーぐらいしか熱に弱い容器はありませんでした。

確かに漆器のお箸がありますが、あまり気にせず洗っています。お箸ぐらいならば万が一何かあっても、悔しい思いはしないだろうと思います。

また高温除菌については、ナノイーXの所でも書きましたが、すでに通常状態で十分洗浄されており、これ以上の除菌を望む気持ちはありません。

ちなみに我が家で使っている洗剤は、マツモトキヨシのオリジナル洗剤です。

 

こちらのサイトで紹介されているの見て使用していますが、確かに他のタブレットタイプ等も当初使用していましたが、コスパと洗浄力は申し分ないと思います。

my-best.com

 

とはいえ、どれくらい洗浄力があるかは気になるところだと思います。以下の記事に、あえて洗うのが難しい皿類を洗浄した際の記録を残していますので、よろしけばご参考までに!

↓↓↓

jr-lifehack.hatenablog.jp

 

あとは見た目ぐらい

さてここまで各機種比較してきましたが、正直NP-TAシリーズは何かあか抜けないイメージを持っていました。

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NP-TZは静電タッチでなんかスマート家電感が出ていますし、NP-THはちょっとした小窓が付いていることで、見た目にアクセントがついていて洗練されているように見えます。

それに比べてNP-TA3は。。。白い箱。それ以上でも以下でもない。

 

ちなみに、実はPanasonic食洗器にはもうひとつ隠し玉があります。

それはヤマダ電機オリジナルモデルのNP-TYシリーズです。

www.yamada-denkiweb.com

価格帯はNP-THとNP-TAの間ぐらいで、収納できるお皿が45点と若干多いのが特徴。

また庫内の食器収納ラックがステンレス仕様となっていて、ドアの開き方が上下に観音開きします。つまり、食洗器の上にものは置けません。

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我が家ではご覧のように、食洗器があっても手洗いが必要なものはいくつかあり、食洗器の上にかごを置いています。食洗器の上に何かを置く予定があるかどうかは、ヤマダ電機モデルを検討する上で重要だと考えます。

 

実際に使ってみて→我が家のキッチンに完全になじみました

ただの白い箱と思われたNP-TAですが、逆に余計な装飾がないため、我が家のキッチンにすっかり溶け込みました。

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使えば使うほど我が家のキッチンになじむデザイン

表面が若干マットな仕上がりとなっているため、拭き掃除も簡単です。

とてもよい働きをしてくれているので、洗浄スタートのついでに軽く拭いてあげるのが日課となっています。

慣れてしまえば、派手さはないけどいい仕事をしてくれる、俳優に例えるなら大森南朋のようなできる奴です!

 

まとめ

Panasonic食洗器には色々な機能があるものがありますが、最終的に我が家は一番スタンダードなNP-TA3に落ち着きました。値段も3モデルの中で一番リーズナブルですが、とても満足しています。

最後に、後付けの食洗器を設置する際に重要なのは、分岐水栓というものを取り付ける必要があります。我が家は賃貸ですが、管理事務所に分岐水栓の取り付け願いを出すことで、問題なく設置をすることができました。

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失敗すると水浸しなので業者さんに任せて正解でした

自力で設置することもできるようですが、賃貸のため万が一の事態は避けたく、食洗器を購入した家電量販店に取り付け工事をお願いしました。

 

 いかがでしたでしょうか。

今回の記事が皆さんの食洗器選びのお役に立てれば幸いです。